トレード記録(2025/09/18)RNブレイク。時間条件クリアもEMA収束不十分 → 途中決済勝ち
1. 基本情報
1行まとめ: 時間条件クリアもEMA収束不十分 → 途中決済勝ち
- 日付:2025/9/18(木)
- 時間帯:10:30~11:00(東京)
- 手法:手法2(RNブレイク)
- 通貨ペア:ドル円
- エントリー方向:ドル円ロング
- 結果:途中決済(勝ち)
- 損益(pips換算):+5.1pips
2. 本人コメント(原文)
昨日深夜(AM3時)のFOMC後に急落し、その後のパウエル会見で急騰。
早朝5時台にRN147.000付近で抑えられ、その後、4時間以上の横ばいレンジで調整の揉み合いが見られました。
RN147.000付近で明らかに抑えられる値動きの後、10時過ぎに大陽線でブレイク。
レジスタンスゾーンを明らかに抜けたことを確認し、EMA13タッチでロングでエントリーしました。
エントリー後は思うように上昇せず揉み合ったため、30分経過した時点で途中決済です。
RN手前で4時間以上も揉み合う値動きではありましたが、FOMC後の乱高下の後であり特殊な相場であったと思います。
上位足のEMA群も束になるほどは収束しておらず、エネルギーの蓄積が不足した揉み合いであったことがマイナス要因だったのかもしれません。
3. チャート画像
1分足チャート
5分足チャート(参考)
4. エントリー根拠と判断
今回のトレードは、RN147円直前で5時間以上揉み合いが継続していた点に注目しました。
模範チャートで求められる「4時間以上の横ヨコ → RN直前 → 実体大陽線 → EMA13押し」という流れに近い形が現れました。
実際、10時過ぎにレジスタンスゾーンを大陽線で明確にブレイク。その後、EMA13までの押しを待ってロングでエントリーしました。
形式的には公式ルールの条件を満たした正しい仕掛けであり、飛び乗りではなく押し目を待てた点も評価できる行動でした。
5. 結果と途中決済の理由
エントリー後は一時的に上昇したものの、すぐに勢いが失速して揉み合いに転換しました。
RNブレイク後の拡散が弱く、「伸びきらない動き」であったため、ルールに基づき最大保有30分ルールを適用。
10時55分に途中決済を行い、+5.1pipsの利益確定でトレードを終了しました。
その直後に相場は急落しており、もし保有を続けていれば損切りに巻き込まれていた可能性が高いため、今回の途中決済は戦略的に正解だったといえます。
6. 改善点と反省
今回のトレードは一見すると模範チャートに近いパターンでしたが、大きな乖離が一つありました。
それは上位足のEMA100群が完全に束になるほど収束していなかったことです。
FOMC直後の大きな乱高下が背景にあったため、5時間以上の揉み合いがあってもEMA群はまだ追いついておらず、「収束の甘い横ヨコ」だったと考えられます。
その結果、ブレイクは出たものの伸びが弱く、早期に揉み合いへ逆戻りしたのだと思われます。
模範チャートとの違いを明確にすると「時間条件はクリア → しかしEMA収束条件は未達」という形です。
7. 中立的な視点からのアドバイス
中立的に整理すると、今回のトレードはB分類(条件ミス寄りの勝ち)と評価できます。
RNブレイクの条件は形式的には満たしていたため、感情的な飛び乗りではありませんでした。
しかし「EMA群の束になる収束が未達」という重要条件を欠いていたため、典型的な「伸び悩むブレイク」に該当します。
今後の再現性を高めるためには以下のチェックが有効です。
- 横ヨコ時間が4時間以上あるか?
- 上位足EMA群(H1・M15・M5)が収束して束になっているか?
- ブレイク足が直前の平均実体の1.5〜2倍以上か?
- ブレイク後3本以内に高値更新できているか?
- EMA13押しで反発が確認できたか?
これらを明確に意識することで、伸びやすいブレイクと伸びにくいブレイクを峻別でき、余計な途中撤退の回数を減らせるでしょう。
8. 総括
今回のトレードは「時間条件は十分でも、EMA収束条件が未達で伸び悩む」という典型例でした。
それでもルール通りの途中撤退でプラスを確保できた点は大きな成果です。
特にFOMC直後という特殊要因が絡む場面で、冷静にルールに従えたことは再現性の高い判断であり、長期的な資産曲線を守る行動でした。
今後は「時間+EMA収束の二重条件」を意識して、より“模範チャートに近い絶好球”だけを狙うことを徹底していきたいと思います。
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