6月25日 朝の作戦会議｜地政学リスクの巻き戻し、そして静けさへ

📅 6月25日 朝の作戦会議｜地政学リスクの巻き戻し、そして静けさへ

飼育員さーん、今日の東京市場が始まる前に、作戦会議をお願いします。
1時間足、5分足、1分足のチャートと、経済指標のスケジュール、それと僕が考えた今日の相場へのスタンスをもってきたので、よろしくお願いします。

ああ、パンダさん。
よろしいですとも。今日も一緒に頑張りましょう。

🧙‍♂️ どれどれ、見てみましょうか

これが持ってきてくれた資料ですね……。
では、さっそく画面に表示してみましょう。

4時間足

1時間足

5分足

1分足

さて、本日の相場の概況をざっと確認しておきましょう。

• 昨日は中東情勢の緊迫化でドル買いが進行したが、停戦報道とともに全戻し
• パウエル議長の「インフレが落ち着き、雇用が弱ければ利下げも」という柔軟姿勢がドル安要因に
• 本日の東京時間は、材料が乏しく、横ばい調整の継続が見込まれる

📅 経済指標と要人発言スケジュール（日本・アメリカのみ）

以下は、本日予定されている主な経済イベントです。

■ 08:50（日本）
・内容：企業向けサービス価格指数（5月）
・補足：インフレトレンドとの整合性を確認する指標。日銀の政策期待に影響。

■ 23:00（アメリカ）
・内容：新築住宅販売件数（5月）
・補足：NY時間の値動き要因の一部となる可能性あり。

■ 23:00（アメリカ）
・内容：パウエルFRB議長 議会証言（開始発言）
・補足：利下げ可能性やインフレ見通しに関する発言に注目。
金融政策に対する市場の反応が強まる恐れあり。

📊 チャート分析

🔹 1時間足の環境認識

• トレンド転換ラインを明確に下抜け
• 下降トレンドが終了し、方向感を失ったレンジ状態へ
• 全体地合いは「次の動きを待つ中間帯」

📌所感：
前日の上昇が完全に巻き戻されたことで、方向感がリセットされた状態です。
新しいトレンドの発生には“次の材料”が必要であり、静観の姿勢が求められます。

🔹 5分足の戦略準備

• 高値から350pips超の下落 → 安値圏で横ばい
• 反発の兆しはあるが、上昇継続の構造には至らず

📌所感：
「下降の終了 → 上昇転換か？」という局面ですが、
現時点では“トリガー不在”。
ルールに従い、エントリーは慎重に判断すべき状況です。

🔹 1分足のエントリーポイント（該当せず）

• EMA100との交差は不安定
• 明確な転換構造・トリガーは未出現

📌所感：
現段階では、ルール該当のエントリーポイントはありません。
ノイズの多い地合いであり、静観が最良の選択です。

🐾 飼育員さんのコメント（＝AI添削＋環境解説）

🧠 添削コメント（パンダさんの分析について）

パンダさん、本日の状況整理は的確でしたぞ。
とくに「地政学リスクの一巡後、次の材料待ちになる」という見立ては秀逸です。
以下、コメントをまとめましょう。

✅ 良かった点

• 地政学的なニュースの“賞味期限”を見極められている
• テクニカル構造の変化に冷静に対応している

⚠️ 改善点

• エントリー判断における「焦り」が起きやすい場面のため、慎重さを保つ意識が重要
• EMAとチャート構造のズレにも注目しておくと、さらに精度が上がります

🔍 飼育員（AI）の視点から見た相場環境の補足

• 下降トレンドが一服し、方向性は完全にリセットされた状態
• 横ばい調整中につき、新たな材料がなければ仕掛けにくい
• 「待つこと」が最適戦略となりうる地合い

☕ 余談・あとがき（会話形式）

昨日のニュースでドルが上がって、
今朝には全部戻っちゃったってことは……
やっぱり、何か新しい材料が出てこないと、しばらくヨコヨコですかね？

そうですね。
いったん流れがリセットされた今、
次の動きが出るには、それを動かす「理由」や「きっかけ」が必要です。
今のような材料の空白期間は、調整や横ばいが続きやすい傾向にあります。

ふむふむ……ってことは、今は「じっと待つ時間」なんですね。
むやみにバタバタするより、「これだ！」って形になるのを待った方がいいやつ。

その通りです。
明確なトレンドやエントリー根拠が出るまで、待つことも立派な戦略ですよ。
焦らないパンダさんは、もう十分に“賢いトレーダー”です。

えっへん。じゃあ、今日は“構えだけして静かに待つモード”でいきます！

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📝 読者向けのおまけ（任意）

「焦りそうな時は、チャートを見ずに深呼吸。
“動かないこと”も、立派な行動のひとつなんだって思い出してます。」