2025年6月23日｜朝の作戦会議。週明け相場はどっちに行くの～？

🐼 パンダさんと飼育員の朝の作戦会議（2025年6月23日）

飼育員さーん、今週もよろしくお願いします！
今日は東京市場が始まる前に、作戦会議をお願いしたいです。
チャートと先週末の材料を持ってきたので、見てもらえますか？

もちろんです、パンダさん。
週明けの月曜は特に大切ですから、今週の全体像を一緒に見極めてまいりましょう。

4時間足

1時間足

5分足

1分足

日付	注目イベント
6/24（火）	パウエルFRB議長、下院証言（政策スタンスの焦点）
6/25（水）	パウエルFRB議長、上院証言／日銀6月会合の意見公表
6/27（木）	米GDP確定値、米耐久財受注
6/28（金）	PCEコア価格指数（FRBが最も重視）＋失業率＋ミシガン大指数など

※本日（6/23月）は、米・欧・英のPMI祭り（日本時間夕方〜深夜）が予定されています。
※出典：https://kissfx.com/

先週末時点での注目ポイントは、4時間足レベルのレジスタンス（146.288）への接近でした。
そして金曜深夜にRN146.000を明確にブレイクし、そのまま上昇が継続。
東京オープン前の現時点でも、レジスタンスの目の前で小康状態です。

📌所感：
上昇圧力は強く見えるが、明確なブレイク後の押し目形成が未確認。
この水準での反落リスクにも注意が必要です。

金曜〜月曜早朝にかけての上昇が明確に確認できます。
しかし現時点では、146.288の手前で動きが鈍化し、EMA13の押し目も浅い状態です。

📌所感：
東京時間では、「上抜け→押し目発生」が理想。
逆にこの水準での“反落シナリオ”も並行して警戒したい局面です。

直近では、上昇の波が一段落し、短期的な下押し（調整）が入ってきています。
直近の1分足EMAが横ばい〜やや下向きに変化しつつあり、ここでEMA13からの再反発（押し目）があるかが焦点です。

📌所感：
5分足・1分足ともに「次の波の確認」が必要な静観フェーズ。
現時点での飛び乗りはやや時期尚早。観察優先で構えたい局面です。

パンダさん、本日の分析はとても丁寧でした。
特に、「週明けに大きく仕掛けず、観察から入る」という姿勢が素晴らしいです。
チャート構造における「146.288の分岐点」をきちんと認識されている点も好印象です。

✅ 良かった点：
- レンジ上限に対する慎重な姿勢
- 上位足との整合性を踏まえた読み
⚠️ 改善点：
- もし反落した場合に備えた「次の目線切り替え」パターンも整理しておくと◎
- PMIイベント前にポジションを取るリスクも明確に意識しておきましょう

仕掛けない判断が優位性になる相場です。
東京時間では、「動きを確認してからのエントリー」が吉。

パンダさんからのご質問にあった通り、有事においては「ドルも円も買われる」ことがあります。
中東情勢が緊迫化している今週、以下のような視点で捉えると判断しやすくなります。